'18 夏ドラマ感想『グッド・ドクター』第2話
*ネタバレあり
1話に引き続き、第2話もとてもよかった。
NICUのシーンで何度涙ぐんだか。
保育器に貼り付けてあった手紙って、赤ちゃんから見えるようになっているんだね。
副院長こわい
板尾創路さんの喰えない感じがこわい。画面にうつる度に、何たくらんでるの……何が目当てなの……って思う。
怒鳴ったり胸ぐらつかんだり
湊と同じ立場の若手医者っぽい人たち。
突然湊の胸ぐら掴んでびっくらしただよ。
何なんだよ。
湊への対応に苦労してるの、ほとんど上野樹里だろ。
同僚だからストレスたまってるのかもしれないけれど、ドラマではほとんど描かれてないし、こんなキレやすい医者いやだよ……。
陽だまりコンビ
屋上でご飯食べる院長&湊。
THE・癒し
このドラマの癒しコンビ。
打算、計算、悪意、憎しみ、嫉妬、へつらい等々から遠い二人。
ほっとする。
このほのぼの感、紙兎ロペに通じるものがある。
この二人だけのミニドラマ観たい。
高山先生(藤木直人)の強キャラ感
いつも鬼みたいに怒る高山先生(笑)
手術の腕が超一流。
そしてひたすらにかっこよい。
容姿もだけど、医者という仕に向き合う姿勢がひたすらにかっこいい。
湊の術式をすぐに採用したり、責任を引き受けてくれたり。
湊と一緒に廊下を駆けてきたときのシーンはテンションが上がった。
この二人が組んだら最強すぎる。
早くツンツンが抜けて、湊に笑顔見せてくれないかな~。
あと、ミーティングのときのカメラワークが素晴らしいです。
目線が色っぽい。
色っぽく、かつ、赤ちゃんを助けたがっている瀬戸先生(上野樹里)を見るときの目が、瀬戸先生や患者を案じているのが伝わってきて、何というかもう素晴らしい。
公式HPのトップ写真。湊と瀬戸先生と高山先生が並んでいるんだよね。
本当に素敵。ときめくし、最強の三人すぎる。
毒親と娘
出た~~~。毒親。
・親の世話にならないと言った娘の頬を張る
・高校に行くなら自分だけで勝手に行け、家には金がないと言って、娘が頑張って解いていた問題集をぞんざいに扱う
・赤ちゃんが病気で生まれてきたのはあんたのせいと宣う
親と子という関係に騙されがちだけど、これ全部、ただの暴力だから。
言葉の暴力、モラハラ。
娘の精神的な支えになろうとしないし、なりえない。
特に罪深いのは、最後のやつ。
娘はただでさえ自分を責めてしまう状況にいるのに、それをさらに追い込む言葉。
同じセリフを赤の他人や第三者が言うのと、身内が言うのとでは全く違う。
親と世間が全く同じ場所にいて、そこから物を言っている。娘の隣に立ってくれる味方がいない。
だから、毒親と娘が微妙に断絶したままで終わったのがよかった。
娘の今後を考えたら、毒親とはいえ親と手を取り合って生きた方がいいのだろうけれど、それができない親子もいる。
病院関係者が、「親子なんだから」って手あかのついた言葉でこの女の子を窒息させないでよかった。
もし、この親がしてきたことが一瞬で贖われてしまって、孫を含めて親子仲良くなれそう~ハッピ~なんて展開が待ち構えていたら、ドラマという表現媒体そのものにがっかりするところだった。
なんだ、結局ドラマって、「家族の聖性信仰」を持ってるんだなってと思うところだった。
という枝葉の部分に過剰な反応を示しつつも、第2話もばっちり面白かった。
3話も楽しみ!!!