新年なのにクリスマス感満載【福袋】
福袋まつり!
2021年の福袋は、多くの店舗が事前予約や抽選、ネット通販等々を導入していました。
並ばなくても近隣に店舗がなくても買えるチャンスがあるのは、本当にありがたかったです。
食品系の中でもお菓子系を中心に頼んだら、子供会のクリスマスイベントかな? というくらいハッピーな感じになりました。
■洋風菓子お楽しみ袋
ひょー!! 嬉しい。チョコがいっぱいだ。来年(今年?)も買いたい。
■スナック菓子お楽しみ袋
(ポテコ即効で開けてしまった)
今はしみチョココーンを食べながら書いています。
……このペースで食べるとマズイです。
一年間はお菓子買わなくてよし、と思っていたのに。
いや、賞味期限が一年もたないっていうのはあるけれど。
運動不足+大量のお菓子=……
こっちの方がマズイです。いろんな数値が危なくなりそう。
ちゃんと運動、ちゃんとご飯。
でも来年(今年)も買いたい。
■和風菓子お楽しみ袋
これだけなぜか三幸オンリー。
見たことないもの、買ったことないものが入ってて嬉しい。
■メリーチョコレート
安定の美味しさ。大好き。
数年前、百貨店でゴディバの福袋が速攻で売り切れた横でメリーの福袋が売ってて、1,000円なら買おうかどうしようかと話しながらフロアを一周して戻ってきたらもう無かった。そんな思い出の品。
■モロゾフ
安定の美味しさ。大好き。
メリーもですが、2021年用に干支の袋を用意してくれているのが新年っぽさがあって嬉しい。
■カリン・ブルーメ
今回初めて買い申した。
上質さがすごい。お客様にお出しする用という感じ(予定はないけれど)。
丸い缶の贈答用のクッキーを彷彿とさせる。二段になっている、子供をワクワクさせてやまない魔法の缶。
クッキーが大好き。ですがスーパーで買い求めようとすると、せんべいほどには種類がないし、チョコレートほどには新商品が出ない印象があります。
なのでいつものクッキー、いつもの味に落ち着いてしまう(失敗したくないという気持ちもどこかにはある)。
だからこのクッキーも、人様に差し上げたいのも山々だけれど、自分でもつまんでしまいそう。
■タリーズ
写真は撮り忘れました。
飴が入っている缶は、深いブルー地にオフホワイトの蔦が円形にデザインされていて素敵。このデザインでグッズ展開してほしい。
■番外編
引換券&グッズ系(写真なし)。
・銀だこ
・モスバーガー
→ブランケットも付箋も使っています。ブランケットの手触りのよさよ。
このタイプのマスクケースは初めてですが、本当にチケットホルダーと同じサイズなのですね(以前美術館の番組で、チケットホルダーがマスクケースに使えます!とPRしていた)。
■外れたもの
・リンツ
・カルディ食品袋
店頭販売の情報も見かけましたが断念。
以上、家に籠りがちの年末年始、ハッピーな気持ちにさせてくれた素敵な福袋たちでした。
【感想】シンパシーをびしびし感じながら読む穂村弘『鳥肌が』
うわぁあああ。分かる……分かりみすぎてつらい。
穂村弘さんのエッセイを読むといつもそんな感覚に襲われる。
分かる分かる~!から、これって私だけじゃなかったんだ、まで。
何故なら私も、ほむらさんと同じ側の人間だから。
『鳥肌が』にもシンパシーを感じまくって読んだ。
ネタバレレビューのはじまりはじまり。
★自分フラグ
自分の中の何かがある拍子に目覚めてしまうのではという話。
目の前の演劇を突然ぶち壊すとか。初めて手にした楽器がいきなり自由に演奏できたとか。
作中に出てきた「低い柵の屋上」を恐れる気持ち、よく分かる。
何個か前に出てきたホームの一番前に並ぶ、というのが私のなかでは自分フラグの中に入っている。
そんなつもりないのに、ぽいってしちゃったらどうしよう。
自分を。
★他人に声をかける
奥さまがまぶしい。フラットで、何かしてあげたいという気持ちを常に持っていて、実際にそれができる奥さまが。
私は絶対「そっち側」にはいけない。うらやましい。
ほむらさんの別のエッセイで"常連"について書いてあったが、それと同じ類いのうらやましさだ。
店に入るなり店員と挨拶を交わしたり、席につかないうちに注文したり。
以前知人が、遠くにいたウェイターに向かって「食後のコーヒーお願いします」と大声で言ったことがあった。
私は無理。自分だったらウェイターを呼んでテーブルまで来てもらう。そこで、食後の何ちゃらをお願いする。
マナーの上では後者の私の方に軍配が上がるだろうが、店員側から見ると知人のやり方の方が圧倒的に楽だろう。
こういう"強者"にあこがれてしまう。
もう一つ、別の羨ましさ。そんな方と出会えて伴侶になったほむらさんがうらやましい。
★子役
ひぇっ
★ヤゴと電卓
冒頭で引用されている短歌が好みすぎる。
★そっくりさん
Dくんに、ひぇっ。
直後の「隣人たち」の、「ぽたん、ぽたん」にもひぇっ。
★自分以外の全員が実は
ああ、こわい。
こわくて、好き。
某掲示板の異世界系の話*1が好きな人は好きだと思う。
でも、「嫁として帰省」するのは、異世界の出来事ではなく現実だ。
★子供がこわいもの、大人がこわいもの
昔は大丈夫だったのに今は無理だなあというもの。その一つが、蛙。手の中でぴょんぴょんしているのが可愛かったけど、今はきっと触れない。
大人になってこわくなったものは、作中に出てきた友人談と一緒だ。ここにはジェンダーや体験の差が出てくる気がする。
子供の頃は自由ですごかったなあとここ数年ふとした時に考えるようになり、小さい大人になってしまったとしょんぼりしていたが、同じようなこと考えている人いるんだなとこれまた安心した。
★怒りのツボ
人によって違う。
"ビール券"に怒る人を目の当りにしたら、そ、そんなことで怒るのか……とひくと同時に、自分もやってしまいそうと不安になる。気を付けようと肝に銘じる。
でも"ビール券"の類いに怒る人って、馬鹿にされたって感じるのにくわえて、送ってきた相手のことを元々好きじゃない、というのもあるんじゃないか(作中の人物がそうだといいたいわけではなく)。
好意を抱いている相手からなら、「あの人ってこういうときビール券贈るんだ」で終わる。
ビール券嬉しいけどなあ。
★京都こわい
お土産あるある。
平常時なら買わないものを買ってしまう。
カステラとか、和柄のちりめん風ティッシュケースとか。
★現実曲視
これ大事。
★しまった、しまった、しまった
いなくなってしまった人。自分がその死に加担してしまったのではとつらくなる話。
同僚がある病で亡くなったときのことを思い出した。直前に私が仕事を振ってしまって、そのことでしばらく自分を責めたことがあった。
もしあの仕事を頼んでいなければもっと体が楽だったのでは?
仕事と病に因果関係がないのは誰の目にも明らかで、私が仕事を振ろうが振るまいが避けようがないのは分かっているのだけれど、それでも、生きていてほしかったよ。
★似ている
遺伝子の支配。己の輪郭があやふやになるこわさ。
女性編集者の談として出てきた「メンタルのバランスを崩す」ことへのおそれ。
すごくよく分かる。
この女性と違うのは、遺伝子ではなく、私自身が突発性難聴になったことがあることと、お腹を壊しやすかったりすること(お腹の弱さは遺伝)。あれ?これ2アウトまできてる?って不安になる。あともう一つ何かあったら退場になってしまうのかしら;; この世界から;;
★人生の後半の壁
ひたひたと確実に近づいている。
★よそんち
人の家の匂いって違うよなあ。
友達の家に遊びに行ったとき、その子のお父さんが喋っていることが早口で聞き取れなかったことがあった。
当然だが、友達は普通に会話してた。耳がそういうふうにできているんだろう。
よそんちって喋り方に癖があることもあるんだ、と感じた体験。
★装丁
表紙に鳥肌が立ってるなあ、というのは手に取った瞬間に気づく。
さて一息入れよう、と栞紐を挟もうとしたとき、それはやってくる。
え? なにこれ?
刺繍糸(笑)?
ふぅ~ん、これも演出の一環ねと意地悪く思う。
でもこれ、何か髪の毛みたい……と思ったところからぞわぞわが忍び寄ってくる。
ピンク色はまだいい。3本あるという違和感。
気に入ったエッセイが3本まで選べる、というには1本1本が細すぎる。
読書を中断して栞紐を掴む度、紐が細すぎて不安になる。
うまく出来てるなあ。
でもまだ仕掛けがあった。
うお、「目次の位置」が最後になってる。
ないと思ってたんだよ。
最初は「索引」と思って、エッセイに索引とは珍しいなあと思った。
でもよくみたら、「目次」だって。
*1:ゲラゲラとか時空のおっさんとか
東京女子文具博2018に行ったけど何も買わなかった話
東京女子文具博に行ってきましたが、何も買わずに帰ってきました。
代わりにといっては何ですが、「カキモリ」と「博物クリスマス2018」に行ってきました。
何も買わなかった理由
公認ガイドブックを買い、
手帳に「東京女子文具博)ハート)」と書き込み、
ネットで各ブースの予習までしていた私が
手ぶらで帰ってきた理由は3つあります。
1.目当てのものが売り切れていた
2.他に欲しいものがあったが、入手の機会が他にもある
3.入場や会計に1~2時間待つほどの覚悟がなかった
以上。
これだけ書くと割り切ってるように見えるけれど、全くそんなことはない。
未練たらたら。
ほしかったよ~~
大仏クリップ、ほしかったよ~~
一番のお目当てだったのに、かなしいよお。
あと、大仏クリップ"以外"の欲しかったものたち。
実店舗や他のイベントやネットで買えるって分かってても、あの場で買いたかったよお。
でも他の場所でも買えるのに、そのために会計で90分↓↑並ぶほどの気持ちが、覚悟が、なかった。
頑張って買い物完了した猛者たちのツイートを見て、羨ましかった。
いいなあ、いいなあ、って思いながらしばらくタグ検索していた。
出番がなかった諭吉さん。
うきうきと出かける準備をしていた朝の私。
何だか哀しくて、文具への物欲が行きどころをなくしてぐるぐる。
どうしたもんかなあと検索していたら、「カキモリ」さんで素敵イベント『NOTEBOOKS COLLECTION』をやっている。
もうこの物欲はカキモリにぶつけるしかない。
カキモリでオーダーせずにノートを買う
オーダーノートで有名なカキモリさん。
ただいま開催中の『NOTEBOOKS COLLECTION』は、スタッフの方がセレクトして製本したノートが買えます。
重要ポイントはこちら。
表紙は現在取り扱いのあるラインナップのほか
店頭にはもう並んでいない表紙もご用意しております。
(「前略、カキモリより。」2018-12-13より
http://kakimori.com/?p=8673)
店頭にはもう並んでいない表紙
店頭にはもう並んでいない表紙
素敵。
素敵すぎる。
もう作ることはできない過去の表紙たち。そのノートが買える。
当然、表紙・裏表紙・リング・留め具は製本済なので、できているものから選ぶことになる。中紙は全ノート共通。
その意味では、普通にノートを買うだけ?ってなりそうだけど、何せ、一つとして同じものが並んでいない。
表紙・裏表紙をチェックして自分好みのノートを選ぶ。
ぱたぱたとひっくり返して真剣に選ぶ。
途中で、あれ?さっきいいなって思ったのどれだっけ? ってなって、一人神経衰弱状態になる。
そして見つけました。
ドストライクのめっちゃ可愛いノート。
晒しませんが(ここまで言って)、もうめっちゃ好み。
嬉しい。
ありがとう。このセレクトをしてくれたスタッフの方。
自分の好みにピッタリのノートが見つかればめっけもん。お近くに行かれた際はぜひ。
博物クリスマス2018
鉱物とか、化石とか、天体とか、化学式とか、とにかくいろんなもの(博物)に関して、一つひとつ丁寧に作られたグッズが並ぶ即売会。
博物館に併設されたショップをイメージしていただけると分かりやすい*1。
何のこっちゃっていう人は公式HPを見た方が了解が早い。
博物クリスマス2018
https://www.hakubutufes.info/博物クリスマス/
こんな文房具や
こんなノートや
こんなマステなど。
他にもTシャツやエコバッグ、バッジや飾り物などなど。
この手のものが好きな人は足を一歩踏み入れた瞬間にテンション上がると思う。
ここでもグッズを購入。
はい、代償行為とブログで、ももや~んとした気持ちがだいぶ消化・消火・昇華されました。
満足!!
*1:より近い個人的イメージは、長野まゆみとか、クラフト・エヴィング商會とか
【レポート】キングジムフェア2018に行ってきました
12月7日(金)・8日(土)・9日(日)にベルサール秋葉原で開催された「キングジムフェア2018」に行ってきました。
キングジム製品が一堂に会するイベント。
文房具好きにも関わらず最近このイベントを知り、今年こそは、と思っていました。
訪問したのは最終日9日(日)の夕方。
会場はベルサール秋葉原1階(+屋外)のみなので、15分もあれば一周できるかな。
思っていたほど混雑しておらず、人だかりができているエリアでもほとんど待たずに商品を手に取れる・試せる。
置いてあった買い物かごにどんどん入れて、最後に会計。
レジの回転がよく、行列ができてもすぐに解消されるのがありがたい。
文具・事務用品のみならず、キッチン家電や家具、お正月飾り(オーナメント)などもある。
なんで??
と思って公式HPをよく見ると、
「キングジムグループ各社の商品が一つに集まるイベント!」
とのこと。
キングジムにグループ会社があることもいま知ったわけですが、
イベントには、
・LADONNA
・asca(アスカ商会)
・ぼん家具
の商品もありました。
LADONNAは、フォトフレームなどの雑貨やToffyという可愛いキッチン家電を扱ってる会社。
アスカ商会は、アーティフィシャルフラワー(造花)を輸入・販売している会社。
(知らんかったので調べた。)
この、LADONNAとアスカ商会がテンションが上がった。
それは後述するとして。
(今回URL貼りまくってますがアフィリエイトではありません)
行ったらもらえたもの
・ハンコ型クリップのサンプル品
・コーヒー(ちょびっと。カルディの5分1くらい)
クリップは、使うとハンコ風になるというもの。
これ。
https://www.kingjim.co.jp/products/detail/9332.html
使うとこんな感じ。
文具好きアピール。
これ使えるかなあ。rtは回覧とか?
クリップ自体はしっかりしてる。
クリップボード「マグフラップ」
下記ウェブサイトより引用。
https://www.kingjim.co.jp/sp/magflap/
まだ使ってないので使用感は分からないけど、便利そう。
あと、「お、それ何?」って話のネタになるに違いない。
ただ、The 事務! って感じの色が残念。
もっと明るい色や淡い色が欲しかった。
クリップボードに求めるのは、
・軽さ
・可愛さ
・クリップ部分の機能性
クリップ部分は、別にどっちでもいいんだけど。
プラスが「エアかる」を作ってはじめて、ダブルクリップってやっぱ力いるよね、指痛いよね、って気持ちが表面化したように、クリップボード界にも同じような革命が起こることを祈る(いや、そんな大層なものじゃない)。
アロマディフューザー
下記ウェブサイトより引用。
http://www.toffy.jp/smp/item/15030410.html
これがめっちゃ嬉しかった。
前に欲しいなと思ったことがあって、でも値段的に諦めていたもの。
それがフェアでは安くなってて。
なんとなんと、1,080円(税込)!!!!
エッ! 安い!!(GO羽鳥さんリスペクト)
ケチな自分としてはテンション上がりまくり。
あとメーカーは分からないけど、他にも安くなってるのがあって、ノート5冊とか200円とか、腕時計(日本製)300円とか。
今回購入したハンドレストも安くなってました。
(ただこのハンドレストが使いにくくて……他に使い道を模索してるところ)
アロマディフューザーも実際使ってみないと分からないけど、大満足。
欲しかったけど手に入らなかったもの、買わなかったもの
造花、オーナメント
正月飾り(オーナメント)やアーティフィシャルフラワー(造花)が可愛かった。
最近の造花はむちゃくちゃレベルが高い。
昔の造花のイメージがある人はびっくりすると思う。
近くで見ても、本物? ってなる。
私が行った時は正月飾りが品薄で、残念ながら気に入ったものがなく、買わなかった。
でもすごく可愛かった。
キングジムのフィギュア
https://twitter.com/kingjim/status/888206209609646080?s=19
1,000円也。
迷ったけど、買うほどじゃないか……と(失礼)。
帰ってから画像検索したら↑上のツイートが出てきて、スマホスタンドになっているのを見て、ふふっとなった。
っていうかスマホスタンドになるんか……デスクに置いたら可愛かったな。
ぼん家具のこたつテーブル
引出し付きのこたつテーブルってなかなかないもの。
それがあった。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kaguya/tbl500375.html
ネットのレビューもいい感じだし。
もう別の買っちゃったよ。
案の定、テーブルの上にいつでも小物が乗ってる状態。
ま、いいか……。
*1:すでにけっこう持ってるしな、言い訳でした
'18 夏ドラマ感想『グッド・ドクター』第2話
*ネタバレあり
1話に引き続き、第2話もとてもよかった。
NICUのシーンで何度涙ぐんだか。
保育器に貼り付けてあった手紙って、赤ちゃんから見えるようになっているんだね。
副院長こわい
板尾創路さんの喰えない感じがこわい。画面にうつる度に、何たくらんでるの……何が目当てなの……って思う。
怒鳴ったり胸ぐらつかんだり
湊と同じ立場の若手医者っぽい人たち。
突然湊の胸ぐら掴んでびっくらしただよ。
何なんだよ。
湊への対応に苦労してるの、ほとんど上野樹里だろ。
同僚だからストレスたまってるのかもしれないけれど、ドラマではほとんど描かれてないし、こんなキレやすい医者いやだよ……。
陽だまりコンビ
屋上でご飯食べる院長&湊。
THE・癒し
このドラマの癒しコンビ。
打算、計算、悪意、憎しみ、嫉妬、へつらい等々から遠い二人。
ほっとする。
このほのぼの感、紙兎ロペに通じるものがある。
この二人だけのミニドラマ観たい。
高山先生(藤木直人)の強キャラ感
いつも鬼みたいに怒る高山先生(笑)
手術の腕が超一流。
そしてひたすらにかっこよい。
容姿もだけど、医者という仕に向き合う姿勢がひたすらにかっこいい。
湊の術式をすぐに採用したり、責任を引き受けてくれたり。
湊と一緒に廊下を駆けてきたときのシーンはテンションが上がった。
この二人が組んだら最強すぎる。
早くツンツンが抜けて、湊に笑顔見せてくれないかな~。
あと、ミーティングのときのカメラワークが素晴らしいです。
目線が色っぽい。
色っぽく、かつ、赤ちゃんを助けたがっている瀬戸先生(上野樹里)を見るときの目が、瀬戸先生や患者を案じているのが伝わってきて、何というかもう素晴らしい。
公式HPのトップ写真。湊と瀬戸先生と高山先生が並んでいるんだよね。
本当に素敵。ときめくし、最強の三人すぎる。
毒親と娘
出た~~~。毒親。
・親の世話にならないと言った娘の頬を張る
・高校に行くなら自分だけで勝手に行け、家には金がないと言って、娘が頑張って解いていた問題集をぞんざいに扱う
・赤ちゃんが病気で生まれてきたのはあんたのせいと宣う
親と子という関係に騙されがちだけど、これ全部、ただの暴力だから。
言葉の暴力、モラハラ。
娘の精神的な支えになろうとしないし、なりえない。
特に罪深いのは、最後のやつ。
娘はただでさえ自分を責めてしまう状況にいるのに、それをさらに追い込む言葉。
同じセリフを赤の他人や第三者が言うのと、身内が言うのとでは全く違う。
親と世間が全く同じ場所にいて、そこから物を言っている。娘の隣に立ってくれる味方がいない。
だから、毒親と娘が微妙に断絶したままで終わったのがよかった。
娘の今後を考えたら、毒親とはいえ親と手を取り合って生きた方がいいのだろうけれど、それができない親子もいる。
病院関係者が、「親子なんだから」って手あかのついた言葉でこの女の子を窒息させないでよかった。
もし、この親がしてきたことが一瞬で贖われてしまって、孫を含めて親子仲良くなれそう~ハッピ~なんて展開が待ち構えていたら、ドラマという表現媒体そのものにがっかりするところだった。
なんだ、結局ドラマって、「家族の聖性信仰」を持ってるんだなってと思うところだった。
という枝葉の部分に過剰な反応を示しつつも、第2話もばっちり面白かった。
3話も楽しみ!!!
'18夏ドラマ感想『義母と娘のブルース』第2話
*ネタバレあり
笑いに次ぐ笑い。
爆笑に次ぐ爆笑。
笑って、笑って、じーんとした第2話。
ずる ずる ずる
開始早々、土下座シーン。
DO・GE・ZA!!!!
”謝ることで相手を追い込む術”とはその通りで、これは後のスーパーのシーンにも共通している。
「全食品を買い占めましょう。それなりの大仕事になるでしょうから、まずは店長にご一報を入れ……」
これもプレッシャー。
だけど、止められなかったら本気で実行するんだろうな。
女子会
そして開かれる女子社員限定ランチミーティング
厳密に言えば、子持ち女子社員限定。
こういうぶっちゃける場、楽しいだろうなぁ。
「自分もインフルもらったことにして~」を即実行。
娘のために仮病で休む綾瀬はるか。
プチキュアを一緒に見て、見ている視点がやはりビジネス。
それにしても、綾瀬はるかの少女の声真似のレベルの高さよ…。
ひろきくん、いい相棒になったなあ
「何か分かんねえけど、お前のママ、圧すげえよ」
これ! 亜希子に対して多くの人が抱くであろうことを端的に表現してくれたひろきくん、素晴らしい。
私的MVP。
素敵旦那
僕が辞めるっていう手もあったんですよって、朗らかに、フラットに辞める道を選ぶ竹野内豊。
すごい、いいなあ。
義母&娘のクイズの判定者に選ばれ、最初は怪訝そうだったのに、だんだん乗って対応してくれるところも大爆笑。
両親から、「見てみたい! みゆきちゃんのイイトコ見てみたい!」なんて手拍子されたくなーーーい!!
もちろん、ここももれなく爆笑。
ママになる
ママをコピーしようとする亜希子。ひぃっ。こわい。
もはや、家政婦のミタというか、AIに近い。
ラストで、「おんなじ色じゃないから」と花を手渡すシーンが効いてるなあ。
娘ちゃんの絵がちょっとずつ変わっているのも楽しみになってくる。
今日という日、奇石の1日
亜希子が辞めるって言った途端、怒る竹野内豊の演技がめっちゃリアルで胸に迫ってきた。
そして、それを上回る亜希子の台詞。
「今日1日で、私は仕事を辞めることを悔やんだりしないのでは。そう確信したのです。」
この言葉の力、エネルギーがすごい。
社長に「10億」といった展開も、台詞も、亜希子らしいブレのなさと同時に愛情とか熱量とかがぐわーっと伝わってきて、素晴らしかった。
まだ見ていないドラマがあるものの、今期で1,2を争う楽しみなドラマ。
'18夏ドラマ感想『サバイバル・ウェディング』第1話
婚活ドラマ、ファッション業界系はもう十分……と思っていた*1。
伊勢谷友介の髪型もキャラも変だし、イケメン枠じゃないのが残念……と思っていた。
ところがどっこい!
その伊勢谷友介がすごかった。
それは後述するとして、先に、その他にいいなと思ったところ&気になったところ。
職場の人間関係がGOOD
この手のドラマで珍しいのが、波瑠の新しい職場、ファッション雑誌の編集部が、まったくギスギスしていない。
職場環境が良好なのだ。
足の引っ張りあいも、新人いびりも、ファッションをディスられることもない。
何というストレスフリー。
何より重要なのが、婚活実録を書かねばならなくなった波瑠に同情的で、婚約破棄それ自体は、みんなあまり突っ込んだり、バカにしたり、笑い者にしたりしないこと。
できた人たち。
これ絶対、トップである編集長の人柄だよな。
ブランド小ネタも見ていて面白い。
「なんでマークジェイコブスに猿の人形くっつけてるんだ」とか、
"ライセンスの悲劇"みたいなネタも、初回だけじゃなくて今後も随所に入れてほしいな。
ところで、この猿の人形のくだりは何かのパロディだったりするのだろうか。
既視感があったのだけれど、全く思い出せない。
ライセンスの悲劇の元ネタというかモデルは、原作によると、イヴ・サン=ローラン。
ただ、 調べたけれど、ソースはよく分からなかった*2。
当時のサン=ローランは本当にブランド力を失っていたのか?
ブランドの確立にどれくらいの時間を要したのか?
時間がかかったとすれば、それはライセンスの乱発が原因だったのか?
などなど、気になることは多々あれど、まずはこれを読むのが先決だろうとも思う。
『イブ・サンローラン―喝采と孤独の間で』
アリス ローソーン (著), Alice Rawsthorn (原著), 深井 晃子 (翻訳)
元カレの人物造形
惜しむらくは、元カレの魅力が描かれていないこと。
というか、どんな人なのか全く分からない。
今のところ、
・婚約中の身でありながら、別の女をベッドに連れ込んでいた(おそらく)。
・結婚を勝手に進めた、と責任転嫁。
(いやいや、親族に挨拶したり、式場予約したりってしている間、何してたの……。)
・逆切れ&怒鳴る。
・再開するなり身体の関係を求めてくる。
うーん! どこがいいのか全く分からない!
この状態で波瑠が揺れてもドキドキ、ハラハラしないし、それどころかイライラしてしまう。
風間俊介さんは好きです。陸王とか、めっちゃよかった。
でも、この元カレは勝手すぎて、嫌。
伊勢谷友介の“怪演”
まず、出会ってすぐの突っ込み。
「あほか、吊り橋で復縁を迫る30女なんて怖すぎるだろ」
2時間ミステリーでありそうな光景。
この時点で吹き出した。ツボ。
本領を発揮するのは後半。
波瑠が元カレとよりを戻しそうになったとき、重低音を響かせて黒のオープンカーで颯爽と登場――かと思いきや、オープンカーのGに表情が歪んでいる。
しかし平静を装って、人差し指と中指で「よっ!」とチャラ男風の挨拶。
波瑠を乗せて走り去るときは、
「HAHAHAHA!yeahベロロロロ」(そう聞こえた)。
このシーン、ずっと大爆笑。
「ベロロロロ」は、多分、オープンカーのGに唇かぶるぶるってなっているんだと思う。
助手席の波瑠に言った「おッ前、遅刻だぞぉ」の言い方も、どことなくトレンディドラマの匂いを感じる。
加えて、めったに運転しないことを感じさせる言動。
「おい、右! 右、来てるか、車?」
可愛い。オレ様編集長の抜けた姿が可愛い。
伊勢谷友介の怪演を楽しみに次回も見るだろうな。